初春の令月にして 気淑(よ)く風 和ぎ
梅は鏡前の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫す
「令和」人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ
という意味が込められました。
こう聞いた時、何と桜が香るような美しい国だろう、と私は改めて思いました。
厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように
一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに
それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい。
四季がある国 日本。
これが当たり前でないことが最近は肌で感じます。
スコールのような雨。カレンダーに似合わぬ気温。
31度を見て「猛暑だ💦」と言っていた学生時代。
雪の積もらぬ冬❄️
社会情勢に揉まれる日本
その中で社会を生きる私たち。
コロナ明けから蘇る満員の通勤電車
消え失せ簡素化された学校や会社の行事
なぜか復活する集合形式の研修
パンデミックを切り抜けた私たちの知恵はどこへ
文化を育み、自然の美しさを愛でることができる平和の日々に
心からの感謝の念を抱きながら、希望に満ち溢れた新しい時代を、共に切り拓いていく
太字で書いた文章は、「令和」という元号が
発表された際に語られた元号の発表記者会見のもの。
元号が変わるということ。
あの日、私を含めた日本に住む人々は
何を胸に描いたのか。
大学からの友人と元号の変化を見れる嬉しさ
そして変わらぬ心のあたたかさと大人への称号
そんな断片的なものを胸にしていました。
私が次の元号を見ることができるのか。
あなたが見ることができるのか。
それはまた天文学的な数学。
ただ唯一確かなことは
令和の土を踏み、息をしているということ
さぁこれからの令和をどう描いていこうか。
いってらっしゃい。
はるめく。