〜正義は形を変える〜
あなたにとっての正義は何ですか。
学生のうちは
「正しいことは正しい、
間違っていることは間違っている」
なんの疑いもなく暮らしていました。
いざ、社会に出てみると
「年功序列」「例年通り」に頭を打ちました。
新しい案を出せば、それは「例外」
上司に意見すれば、それは「生意気」
でも本当にそうかな。と
思い始めたのは、転勤してからでした。
若くても自身より優秀な人材は遥かにいる。
その人の意見に耳を傾けながら、
経験上リスクがあることを
どうすれば回避できるかを
考えるようになりました。
そうすれば新しいことがどんどん生まれていく。
逆に「付き合いだから」「古い仲だから」
と私情を職場に持ち込めば、
咄嗟の判断に甘さが出、全体の動きが鈍くなる。
「誰がそうさせているのか？」という疑問が
頭から離れない日々もありました。
でも、結論は「環境」でした。
「あいつを取り除けば良くなるのに」は
不幸極まりない考えだと思いました。
その人に支配されていることを象徴します。
うまく進まない「憤り」を手放せば、
とても楽になりました。
私の嫌いな「あのひと」は、
あなたの好きな「あのひと」かもしれない。
私を陥れた「あのひと」は、
あなたを助けた「あのひと」かもしれない。
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SUPER BEAVERの「切望」を聞いた時に
本当に衝撃を受けました。
はるか昔、「正論言うな」とそのままの言葉で
言われたことがありました。
はるか昔、もどかしい自分を打ち明けた時
「正義が勝つ環境を作らなければ意味がない」と
言われたこともありました。
正義って、その場にいる構成員で変わってしまう。
初めて知った瞬間でした。
「正義が勝つ環境を作らなければ意味がない」と
言った先輩は、時を待つことができるひとでした。
時が熟すまで、自身の研鑽を積み、
人望を集め、時が来た時に大輪を咲かせる人でした。
「正しいことは正しい、
間違っていることは間違っている」
これは大人になっても普遍だと思います。
ただ、その正義は環境を作る人たちの手に委ねられている。
物を盗むのは犯罪です。では、人の時間を盗むのは？
私は、等しく罪だと思います。
相手の限られた生命の時間を奪ってまで話すべきことか、
それともそうでないのか。
だから言葉で届けたい。
多忙な時間を生き抜くあなたの隙間に。
大切な生命の時間はあなただけのもの。
今日も素敵な一日になりますように。
いってらっしゃい。
はるめく。
